行儀悪くふるまっているから? サンタモニカH(米・GⅠ)

現地時間1月29日、米国のサンタアニタ競馬場でサンタモニカH(4歳上牝・ダ1400m)が行われ、1番人気でV.エスピノーザ騎手騎乗のビヘイヴィングバッドリー Behaving Badly(牝5・B.バファート厩舎)が2着馬に4.1/2馬身差を付けて圧勝しました。

勝ち馬の父はパイオニアリング Pioneering(1993年生まれ・オーヴァーブルックファーム Overbrook Farmで繋養・その父ミスタープロスペクター Mr. Prospector)、母はTimeleighness(その父サーローリー Sir Raleigh)という血統。

父パイオニアリングは大種牡馬ミスタープロスペクターの直仔で、大種牡馬ストームキャット Storm Cat(父ストームバード Storm Bird)の半弟で、叔父にロイヤルアカデミーⅡ Royal Academyがいる超良血なのですが、活躍馬がいないのが不思議ですね。

04年の8月にデビュー。この時既に3歳の夏で、そのメイドンを8馬身差付けて圧勝しています。しかし11ヶ月の長期休養(怪我?体質?)に入り、2連勝で臨んだランチョベルナルドH(米・GⅢ)を制し初重賞制覇を挙げます。

芝のレースを1戦挟みました(それでも2着^^;)が、前走も4.1/2馬身差を付けて圧勝、そして今回も初GⅠ挑戦で素質の高さを証明しました。6歳にしてまだ7戦、しかも5勝という素晴らしい成績を残しています。

今後短距離を牽引していく存在になるでしょうね。それにしても遅いデビュー、長期の休養の理由は何でしょうね?
間違っても馬名の「行儀悪くふるまう」ではないでしょう(笑)