13年ぶりの美酒! 全日本2歳優駿(川崎・交流GⅠ)

12月21日、川崎競馬場全日本2歳優駿(2歳・ダ1600m)が行われ、4番人気で田中勝春騎手騎乗のグレイスティアラ(牝2・日・手塚貴久厩舎)が優勝しました。

勝ち馬の父はフジキセキ(1992年生まれ・早来の社台スタリオンステーションで繋養・その父サンデーサイレンス Sunday Silence)、母はロイヤルティアラ(その父ノーザンテースト Northern Taste)という血統で、牝系からは大種牡馬ヘイロー Haloが出ています。(つまり牝馬クロスCosmah4x5です)

田中勝春騎手は92年の安田記念ヤマニンゼファーで制して以来、13年ぶりのGⅠ勝利となりました。

05年の8月にデビュー。新馬戦(ダ1200m)を勝ち、新潟2歳Sに望みますが4着と敗退、交流GⅢエーデルワイス賞(2歳牝・門別・ダート1200m)で重賞初制覇します。

再び芝の阪神JFに挑戦しますが18頭立ての16着と惨敗してしまいます。しかしダートGⅠに挑戦すると芝の凡走が嘘の様に見事GⅠ初制覇を飾りました。

これでフジキセキ産駒でのGⅠ馬は、カネヒキリに続き2頭目、しかも2頭ともダート馬です。そういえばカネヒキリも芝が全く駄目でしたね^^;

次走はアネモネS(3歳牝・芝1600m)との事ですが、芝のレースではどうでしょうか?(でも3月はダートのOP戦がないので、一叩きという事かな?)来年の動向が気になります。