天上の淑女ヘヴンリーロマンス引退!

また一頭名馬がターフを去りました。

05年の天皇賞・秋を制したヘヴンリーロマンス(牝6・日・山本正司厩舎)が1月11日付けで現役を引退する事が発表されました。今後は新冠町のノースヒルズマネジメントで繁殖入りします。

ヘヴンリーロマンスの父はサンデーサイレンス Sunday Silence、母はファーストアクト(その父サドラーズウェルズ Sadler's Wells)という血統。

02年11月にデビュー。4戦目にして勝ち上がりますが、その後も条件戦を勝ちきれず、15戦目にしてようやくOP入りをし、04年の阪神牝馬Sで初重賞制覇を飾り、05年の札幌記念では牡馬を一蹴、優勝しました。

そして迎えた天皇賞・秋。この年は天皇両陛下が天覧されるという伝統の一戦で、97年のエアグルーヴ以来8年ぶり史上12頭目となる牝馬による天皇賞・秋制覇を達成し、ウイニングランで両陛下の前にピタッと脚を止め、鞍上の松永幹夫騎手が礼をするシーンを演出ししました。

そしてその年の有馬記念(6着)がラストランとなりました。(通算戦績33戦8勝)6歳とまだまだいける感じがしますが、私は怪我もなく無事に繁殖に上がれるのであれば、好判断だと思っています。

初年度はキングカメハメハを付けるそうです。ダービー馬と天皇賞・秋馬の初子に期待が掛かります^^

お疲れさまでした。今度は繁殖牝馬として頑張って下さい^^