最強の2勝馬!シックスセンス引退!

また名馬が一頭去りました。

06年の京都記念を制したシックスセンス(牡4・日・長浜博之厩舎)が 3月31日付けで引退し、社台スタリオンステーション種牡馬入りりすることが明らかになりました。

シックスセンスは、父サンデーサイレンス Sunday Silence、母はデインスカヤ(その父トニービン Tony Bin)という血統。

04年の7月にデビューし、2戦目で未勝利を脱出しますが、これがその年の唯一の勝利となります。デイリー杯2歳Sこそ8着と惨敗しますが、その後は京都2歳S3着、ラジオたんぱ2歳S4着、明けて京成杯2着、きさらぎ賞4着、若葉S4着と全て掲示板に載る好走をします。

皐月賞ではのちの三冠馬ディープインパクトの2着と大健闘、その後も東京優駿3着、神戸新聞杯2着、菊花賞4着と好走(全部ディープインパクトにやられています^^;)します。

暮れに香港に遠征すると香港ヴァーズで世界の名牝ウィジャボード Ouija Boardの2着と大健闘!その頃から「最強の1勝馬」という不名誉な名で呼ばれるようになります。

しかし翌年京都記念で見事優勝!再び香港遠征といわれていた矢先に右前浅屈腱炎を発症し、山元TCで休養を余儀なくされていました。

まだ年齢も若く、早く良くなって復帰して欲しいという気持ちがあっただけに、この引退は残念です。ただ馬主や調教師もそう思っていながらも決断したのは、やはり馬を想っての事。それならばこの馬の種牡馬としての潜在能力と生まれてくる仔供達に期待しましょう^^

お疲れさまでした。良い仔がターフを走るのを期待します^^