最低人気馬がオークス制覇! ケンタッキーキーオークス(米・GⅠ)

現地時間5月5日、米国のチャーチルダウンズ競馬場ケンタッキーオークス(3歳牝・ダ1800m)が行われ、最低(14番)人気でM.ギドリー騎手騎乗のレモンズフォーエバLemons Forever(牝3・米・D.スチュワート厩舎)が優勝しました。

レモンドロップキッド Lemon Drop Kid(1996年生まれ・米国のレーズンエンドファーム Lane's End Farmで繋養・その父キングマンKingmambo)、母はCritikola(その父Tough Critic)という血統。

レモンドロップキッドはエルコンドルパサーキングカメハメハ等で日本でもお馴染みのキングマンボ産駒で、99年のプリークネスSを初めとするGⅠ5勝を挙げている名馬です。05年が初年度産駒で2年目にしてクラシックホースを輩出しました。

レモンズフォーエバーは05年の11月にデビュー。2戦目で未勝利を脱出すると、4戦目で2勝目を挙げ、重賞初挑戦となった前走のバーボネットBCS(米・GⅢ)は3着と好走していました。

同馬の単勝オッズは48倍で、1903年にレムコ Lemcoが記録した41倍を上回る同レース史上最高の単勝配当となりました。

ちなみに父レモンドロップキッドがプリークネスSを制した時の単勝は30倍でした。親子ですねぇー^^;