JRA騎手、しっかりね^^; 京都牝馬S(日・GⅢ)

1月29日、京都競馬場で京都牝馬S(4歳上牝・芝1600m)が行われ、4番人気で岩田康誠騎手騎乗のマイネサマンサ(牝6・日・中村均厩舎)が優勝しました。

勝ち馬の父はディアブロ Diablo(1987年生まれ・米国で繋養・その父デヴィルズバッグ Devil's Bag)、母はアオエトウショウ(その父トウショウボーイ)という血統。

ディアブロはGⅠの勝ち鞍こそありませんが、怪物ルビアノ Rubiano等を相手に好走してます。ルビアノは02年に亡くなり、ディアブロはこうして重賞馬を輩出するなど大活躍をしている。馬生とはわからないものですね^^;

マイネサマンサは03年の3月にデビュー。新馬戦から3連勝し、優駿牝馬の候補に挙げられますが、左前球節炎を発症、断念せざる得なくなります。

秋初戦に秋華賞に挑戦しますが、三冠馬スティルインラヴの5着に敗れます。その後は条件戦で好走し、05年のマーメイドSで2着、府中牝馬Sで2着、前走阪神牝馬Sで2着と惜敗していました。

重賞勝利は今回が初で、父ディアブロ産駒のJRA重賞勝利も初となりました。(地方ではかなり活躍馬がいるのですが・・・^^;ナイキアディライトとか)

ちなみに鞍上の岩田康誠騎手は園田所属で、東京で行われた根岸Sを勝ったのは大井所属の内田博幸騎手で、同日に東西重賞を地方騎手が揃って制したのはJRA史上初だそうです。こうして地方の名手が乗りに来て優勝していく。新人騎手などは本当に勝ち上がるのが難しい世界になってきましたね。