ターフの紳士!松永幹夫騎手調教師免許取得!

2月16日、JRAは06年度の調教師免許試験合格者(06年3月1日付け免許)を発表し、松永幹夫騎手(38・山本正司厩舎)が合格しました。

松永幹夫騎手は、86年の3月に山本正司厩舎からデビュー。同期には横山典弘騎手がいます。デビューした年に40勝を挙げ、関西放送記者クラブ(新人賞)を受賞しています。

88年の5月に100勝達成、また函館3歳Sをサザンビーナスで制し、重賞初制覇を挙げます。

91年の牝馬優駿をイソノノーブルでGⅠ初制覇を挙げます。また96年にファビラスラフィンで秋華賞を、97年にキョウエイマーチ桜花賞を、00年にチアズグレイス桜花賞を、00年にファレノプシスエリザベス女王杯を、05年の天皇賞・秋ヘヴンリーロマンスでとJRAGⅠ制覇を全て牝馬で挙げるほど牝馬との相性が良かったようです^^

また地方のGⅠ制覇も挙げており、00年のダービーグランプリをレギュラーメンバーで、02年の帝王賞をレギュラーメンバーの叔父のカネツフルーヴで制しています。

今、松永幹夫と聞かれれば恐らく誰もがあの天覧競馬となった天皇賞・秋を思い出すでしょう。天皇皇后両陛下の前で馬をピタッと止め、ヘルメットを取り礼をする荘厳な姿は、誰もが涙が出たと感動しました。

騎手・松永幹夫が見られるのは今月末(2月26日)までで、3月1日からは松永幹夫調教師の新たな挑戦が始まります。頑張って欲しいですね^^

新規調教師免許試験合格者は以下の通りです。

松永幹夫(38)
梅田智之(36)
小崎憲(34)
斎藤誠(34)
庄野靖志(35)
高木登(40)
武市康男(34)
天間昭一(40)
羽月友彦(35)
松永康利(41)
水野貴広(33)

皆さん若いですね。その若い力で今後の日本の競馬を牽引する存在になって欲しいですね。