芝でもダートでも強いぞ! マクトゥームチャレンジRⅢ(首・GⅡ)

現地時間3月2日、首国のナドアルシバ競馬場で、マクトゥームチャレンジ・ラウンドⅢ(3歳上・ダ2000m)で、1番人気でL.デットーリ騎手騎乗のエレクトロキューショニスト Electrocutionist(牡5・英・S.ビン.スルール厩舎)が2着馬に7馬身差を付けて圧勝しました。

ち馬の父はレッドラムサン Red Ransom(1987年生まれ・米国のヴィネリースタッド Vinery Studで繋養・その父ロベルト Roberto)、母はElbaaha(その父アラジ Arazi)という血統で、従兄に98年の独ダービーを制したロベルティコ Roberticoがいます。

04年の4月にヴァリアニ厩舎からデビュー。05年のミラノ大賞典(伊・GⅠ)でGⅠ初勝利を挙げると、続く英インターナショナルで日本からの遠征したゼンノロブロイを押さえて優勝しています。

カナディアン国際S(加・GⅠ)3着後、ゴドルフィンのS.ビン.スルール厩舎に移籍。今回が移籍初戦と共にダート戦初出走で初勝利となりました。

しかしこれほどダートに適応出来るとは驚きです。ゴドルフィンにトレードされた時、てっきり芝で使うものと思っていましたが、ダートで使ってみようと思ったスタッフの慧眼にただただ恐れ入るばかりです^^;

次走はもちろんドバイワールドC。日本から遠征するカネヒキリにとって最大の壁となりそうです。