ついに届かなかったGⅠ・・・オースミハルカ引退!

04年の府中牝馬を制したオースミハルカ(牝6・日・安藤正敏厩舎)が 3月3日付けで引退し、生まれ故郷の鮫川啓一牧場で繁殖入りすることが明らかになりました。

オースミハルカの父はフサイチコンコルド、母はホッコーオウカ(その父リンドシェーバー)という血統。

02年の8月にデビュー。新馬戦勝ち、4戦目の500万下戦を勝ち、阪神JFに駒を進めますが、7着と惨敗します。

03年の初戦のチューリップ賞を制しクラシック戦線に乗り込みますが、桜花賞優駿牝馬共々スティルインラヴに制されます。その後は古馬の中で争い、8月に行われたクイーンSではファインモーションを下して優勝しています。しかし秋華賞も再びスティルインラヴに制されます。

04年にはクイーンSを連覇し、府中牝馬も勝ちエリザベス女王杯に望みますが、同期のアドマイヤグルーヴの2着と惜敗、05年もエリザベス女王杯に望み大逃げでしてやったりと思われたが、驚異的な末脚を繰り出したスイープトウショウの強襲に2着と敗れます。

06年の京都牝馬S8着が最後のレースとなりました。(通算22戦5勝)

惜しむべき事は新設されたヴィクトリアマイルが5月に行われることです。現在12月に行われる阪神牝馬Sが牝馬の引退レースになっています。GⅡが引退レースというのは少しおかしい気がします。

繁殖時期などを考えるのであれば、1月に行われるがベストだと思います。そうすればオースミハルカももう一度GⅠに挑戦できたのではないかと思います。

お疲れさまでした。オースミハルカは非サンデーの牝馬です。日本では非常に有利だと思います。良い仔を産んでまたターフを湧かせて欲しいと思います^^