ブランクをものともしないのも父親似? 中山牝馬S(日・GⅢ)
3月12日、中山競馬場で中山牝馬S(4歳上牝・芝1800m)が行われ、1番人気で四位洋文騎手騎乗のヤマニンシュクル(牝5・日・浅見秀一厩舎)が優勝しました。
勝ち馬の父はトウカイテイオー Tokai Teio(1988年生まれ・早来の社台スタリオンステーションで繋養・その父シンボリルドルフ)、母はヤマニンジュエリー(ニジンスキー Nijinsky)という血統。
03年の7月にデビュー。新馬戦を勝ち上がり、3戦目のコスモス賞(OP)を勝ち、6番人気で迎えた阪神JFを制し、03年度の最優秀2歳牝馬に選出されます。
04年になると桜花賞3着、優駿牝馬5着、秋華賞2着とダンスインザムード、スイープトウショウ等強豪を相手に好走します。しかし屈腱炎発症、13ヶ月の休養を余儀なくされます。
復帰戦となった05年のエリザベス女王杯で4着と健闘、前走の京都牝馬Sも4着に復調の兆しが見えていました。
この馬の凄いところは15戦して着外が僅か2戦だけという堅実さです。牝馬に限定すれば上位でしょう。それだけに今年から新設されたヴィクトリアマイルが楽しみです^^
それにしても脚部不安に復帰してからの優勝と、何とも父親似の娘ですね^^;