東京の長い直線を逃げ切ったダイワエルシエーロ引退!

また一頭名馬がターフを去りました。

04年の優駿牝馬を制したダイワエルシエーロ(牝5・日・松田国英厩舎)が3月15日付けで現役を引退する事が発表されました。今後は生まれ故郷の日高町下河辺牧場日高支場で繁殖入りします。

ダイワエルシエーロの父はサンデーサイレンス Sunday Silence、母はロンドンブリッジ(その父ドクターデヴィアス Dr.Devious)という血統。

03年の12月にデビュー。新馬戦を勝ち上がり、04年のクイーンSを制し、桜花賞に挑みます。が、ダンスインザムードに7着と完敗します。

汚名返上を誓った優駿牝馬では、鞍上の福永祐一騎手の大胆な逃げで見事優勝、初GⅠ制覇を挙げます。秋はなんと秋華賞に向かわず京阪杯に向かい見事優勝します。ですが、その後は精彩を欠きダートも試してみますが、全く勝ち切れなくなります。

ところが05年のマーメイドSで今までの惨敗が嘘の様な走りで優勝します。しかし体調が戻らずそのレースが最後のレースとなりました。(通算13戦5勝)

激戦といわれた03年牝馬世代の頂点に立った素晴らしい馬です。ブライアンズタイム Brian's Timeを交配する予定だそうで、トップサイヤー同士の子供に期待したいですね^^

お疲れさまでした。今度は繁殖牝馬として頑張って下さい^^