打倒ディープと名乗り挙げ! 日経賞(日・GⅡ)

3月25日、中山競馬場日経賞(4歳上・芝2500m)が行われ、単勝180円という圧倒的一番人気で横山典弘騎手騎乗のリンカーン(牡6・日・音無秀孝厩舎)が優勝しました。

勝ち馬の父はサンデーサイレンス Sunday Silence(1986年生まれ・死亡・その父ヘイロー Halo)、母はグレースアドマイヤ(その父トニービン Tony Bin)で、母の全兄に96年の東京優駿を制したフサイチコンコルド、母の全弟にカンパニーなどを輩出したミラクルアドマイヤがいます。

02年の10月にデビュー。3戦目で未勝利を脱出すると次走で登竜門の若駒Cを優勝、続くすみれSも勝ち東京優駿に駒を進めますが8着に敗れます。秋初戦の神戸新聞杯は4着でしたが、菊花賞ではザッツザプレンティの2着と大健闘、続く有馬記念でもシンボリクリスエスの2着と惜敗が続きます。

04年には阪神大賞典、05年に京都大賞典と優勝と中長距離戦線で活躍を見せています。ちなみに二年連続で挑戦した天皇賞・秋は二年連続二桁着順と惨敗しています。どうやら2000mでは短いようですね^^; それだけに次走の天皇賞・春が楽しみです。ただあの馬さえいなければですが・・・^^;

天皇賞の出走権を賭けていたコスモバルクは8着に沈んでしましました。何か燃え尽きてしまった様な気がします。今後は宝塚記念に向かうそうですが、是非それまでにはJRA移籍して欲しいですね。やはり北海道からの長距離輸送はちょっとむりがある様な気がします。(地方馬からJRAのGⅠ制覇したいという気持ちは凄くわかるのですが・・・)