11年目の桜! 桜花賞(日・GⅠ)
4月9日、阪神競馬場で牝馬クラシック第1戦の桜花賞(3歳牝・芝1600m)が行われ、6番人気で安藤勝己騎手騎乗のキストゥヘヴン(牝3・日・戸田博文厩舎)が優勝しました。
勝ち馬の父はアドマイヤベガ(1996年生まれ・死亡・その父サンデーサイレンス Sunday Silence)、母はロングバージン(その父ノーザンテースト Northern Taste)という血統で、母の半姉に83年のエリザベス女王杯を制したロンググレイス(ゲイルーザック Gay Lussac)がいます。
父アドマイヤベガは2世代目にしてGⅠ馬を輩出したことになります。それだけに早世が惜しまれます。
05年の12月にデビュー。4戦目の前走でようやく未勝利を脱出し、前走のフラワーCで重賞初制覇を挙げてます。
安藤勝己騎手にとって桜花賞制覇は特別なものだったのではないでしょうか?95年、地方中央交流が解禁され、地方馬でもクラシックに出走できるようになりました。
その初年度に笠松からライデンリーダーで参戦した。しかし結果は4着、力を出し切ってあげられなかった事を悔やんだそうです。11年前に叶わなかった栄冠をようやく取り戻しました。
管理している戸田博文調教師は開業6年にして初GⅠ制覇となりました。ベテランの調教師が次々と引退していく中で、こういった若手の台頭は嬉しく思います^^
次走は優駿牝馬です。やはり心配されるのは距離です。桜花賞から800mも延びるので、距離適性、気性などが心配されます。頑張って欲しいですね^^