更なる理想郷を求めてドバイへ! ユートピア電撃移籍!

5月2日、3月25日にドバイのナドアルシバ競馬場で行われたゴドルフィンマイルを圧勝したユートピア(牡6・日・橋口弘次郎厩舎)が、ドバイのシェイク・モハメド殿下率いるゴドルフィンに400万ドル(約4億5000万円)で売却されることが、同馬を管理する橋口弘次郎調教師から発表されれました。

ユートピアの父はフォーティーナイナー Forty Niner、母はドリームビジョン(その父ノーザンテースト Northern Taste)という血統。

02年の11月にデビュー。02年に全日本2歳優駿、03年にダービーグランプリ、04年に南部杯、05年に南部杯連覇とコンスタントに交流GⅠを制し、今年に入り初の海外遠征となったゴドルフィンマイルで圧勝、史上初米国ダート重賞初制覇を挙げました。

ゴルドフィンマイルを優勝した時、これだけ米国ダートに対応できるのに日本で走らせるのは勿体ないと思っていましたが、まさかこんな形で叶うとは思っていませんでした。

管理していた橋口調教師も「日本の生産調教馬が世界の大オーナーに認められたことは画期的で光栄」と言われていました。

Forty Ninerは芝がメインの日本では宝の持ち腐れです。何度も買い戻しのオファーがあったようですが、そのForty Ninerももう21歳、とても買い戻す年齢ではなくなってしまいました。しかしユートピアはまだ6歳、種牡馬に上がればForty Ninerの後継馬として注目を浴びるでしょう。橋口調教師も外国産馬としてのユートピア産駒を扱ってみたいと話していました。

今後はBCマイルを視野に英国のS.ビン.スルール厩舎で調整されるとの事。ロイヤルブルーの勝負服でデットーリ騎手を乗せて走る姿を早くみたいですね^^ 頑張って下さい。日本から心から応援します^^