縁?曰く付き?重賞未勝利馬優勝! 愛2000ギニー(愛・GⅠ)

現地時間5月27日、愛国のカラ競馬場で愛2000ギニー(3歳・芝1600m)が行われ、4番人気でA.ムンロ騎手騎乗のアラーファ Araafa(牡3・英・J.ノジーダ厩舎)が優勝しました。

勝ち馬の父はマルオブキンタイア Mull of Kintyre(1997年生まれ・ 愛国のクールモアスタッド Coolmore Studで繋養・その父ダンジグ Danzig)、母はResurgence(その父ポーラーファルコン Polar Falcon)という血統。

05年の6月にデビュー。初戦で未勝利戦を脱出しますが、その後タタソールS(英・GⅢ)6着、ホーリスヒルS(英・GⅢ)3着と全く勝ち星を上げられず、前走の英2000ギニーではジョージワシントン George Washingtonの4着に敗れていました。

今回そのジョージワシントンに2馬身差を付けての完勝しています。けしてこの勝利がフラックでない事を次走で証明して欲しいですね^^

ちなみに父マルオブキンタイアはジムクラックS(英・GⅡ)の勝ち馬で、ミンストレルS(愛・GⅢ)の2着、レノックスS(英・GⅢ)の3着、BCジュヴェナイル(米・GⅠ)の4着、スプリントC(英・GⅠ)の4着という戦績の持ち主で、「この父にしてこの息子あり」という言葉が頭をかすめました。しかも管理していたのはジョージワシントンを管理しているA.オブライエン調教師で、何か「曰く付き」な感じがしました^^;

現3歳が初年度産駒で初年度からGⅠ馬を輩出したことになりました。