金剛力士王立つ! 金鯱賞(日・GⅡ)

5月27日、中京競馬場金鯱賞(4歳上・芝2000m)が行われ、3番人気で岩田康誠騎手騎乗のコンゴウリキシオー(牡4・日・山内研二厩舎)が優勝しました。

勝ち馬の父はストラヴィンスキー Stravinsky(1996年生まれ・米国アッシュフォードスタッド→新日高町日本軽種馬協会静内種馬場で繋養・その父ヌレイエフ Nureyev)、母はPrincipium(その父ハンセル Hansel)という血統。

05年の12月にデビュー。2戦目で未勝利を脱出すると、続くくすのき賞(500万下)も制し、3連勝できさらぎ賞を制しクラシックの有力候補の1頭として名前が挙がります。しかし皐月賞では16着、東京優駿では11着と惨敗、ダートにも挑戦しますがジャパンダートダービー(7着)、ダービーグランプリ(4着)と精彩を欠き、休養に入りました。

06年の初戦のエイプリルSを2着と好走しますが、前走の新潟大賞典では6着に敗れていました。今回の馬が変わった様な走りは何かきっかけを掴んだのかも知れませんね^^

スタートから果敢にハナを奪うと、平均ペースとはいえ後続を引き離して、最後は2着のローゼンクロイツに3馬身差を付けて圧勝しました。誰もがその圧倒的な逃げの走法を観て金鯱賞3連覇した「タップダンスシチーの再来!」と思ったでしょう。そのタップダンスシチーはその後JCを制し、宝塚記念を制しています。コンゴウリキシオーも続いて欲しいですね^^