快進撃は続く! コロネーションC(英・GⅠ)

現地時間6月2日、英国のエプソム競馬場でコロネーションC(4歳上・芝2400m)が1番人気でC.スミヨン騎手騎乗のシロッコ Shirocco(牡5・仏・A.ファーブル厩舎)が優勝しました。

勝ち馬の父はモンズーン Monsun(1990年生まれ・独国のシュレンダーハン牧場 Gestut Schlenderhanで繋養・その父ケーニヒスシュトゥール Konigsstuhl)、母はSo Sedulous(その父ザミンストレル The Minstrel)という血統。

04年の3月にデビュー。ダービートライアルで7馬身差を付けて圧勝すると一戦挟んだ独ダービーで初GⅠ制覇を上げます。その後伊ジョッキークラブ大賞であのエレクトロクーショニスト Electrocutionistを撃破しGⅠ2勝目を上げ、更にアザムール Azamour、バゴ Bago、ベタートークナウ Better Talk Nowなど強豪が揃ったBCターフで優勝しGⅠ3勝目を上げています。

06年になってもその勢いは衰えず、初戦で前走のジョッキークラブS(英・GⅡ)も優勝、今回女傑ウイジャボードOuija Boardを押さえてGⅠ4勝目を上げました。

それにしても強いです。ハリケーンラン Hurricane Runにこそ凱旋門賞で負けていますが、世界のトップホース達を次々に撃破するなど並の馬ではありませんね。次走はキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスダイヤモンドSの予定で、ハーツクライにとって大きな壁になりそうです。