黄金旅程第2章・序章! マーメイドS(日・GⅢ)

6月18日、京都競馬場マーメイドS(3歳上牝・芝2000m)が行われ、9番人気で安部幸夫騎手騎乗のソリッドプラチナム(牝3・日・田中章博厩舎)が優勝しました。

勝ち馬の父はステイゴールド(1994年生まれ・日高町ブリーダーズスタリオンステーション新冠町のビッグレッドファームで2年置きに繋養・その父サンデーサイレンス Sunday Silence)、母はリザーブシート(その父クリエイター Creator)という血統で、母の半弟に03年のNHKマイルCを制したウインクリューガー(その父タイキシャトル)がいます。

ステイゴールドは01年の香港ヴァーズを制した種牡馬で、現3歳が初年度産駒となります。アグネスタキオンクロフネなど強豪な同期の種牡馬たちがいる中で、初年度から重賞馬を輩出したことは素晴らしいと思います。

勝ち馬は05年の11月にデビュー。2戦目で未勝利を脱出すると、6戦目となる前々走の500万下を優勝、前走の白百合Sでは同じステイゴールド産駒のエムエスワールドの2着と好走していました。今回は49キロという軽ハンデを利用して大外を後方から一気に駆け上がり差し切りました。マーメイドSの3歳の制覇は初となりました。

今後はローズSから秋華賞へ向かいクラシック制覇を目指します。この豪快な末脚がまた観られると良いですね^^