史上初南関東牝馬三冠馬誕生! 関東オークス(南関東・GⅠ)

6月14日、川崎競馬場関東オークス(3歳牝・ダ2100m)が行われ、3番人気で内田博幸騎手騎乗のチャームアスリープ(牝3・船橋佐藤賢二厩舎)が優勝し史上初となる南関東牝馬三冠を達成しました。

勝ち馬の父はティンバーカントリー Timber Country(1992年生まれ・静内のレックススタッドで繋養・その父ウッドマン Woodman)、母は母ターフアミティエ(その父ザグレブ)という血統。

05年7月25日にデビュー。新馬戦を勝ち上がりますが、その後勝ち星に恵まれずにいます。しかし05年の3月に行われたもくれん特別で勝利すると、続くライラック特別こそ2着と敗れますが、牝馬クラシック第1戦の浦和桜花賞を優勝、続く第2戦の東京プリンセス賞も勝利し、そして第3戦のこのレースを勝ち、史上初となる南関東牝馬三冠を達成しました。

この馬の強みは何と言っても道悪に強いことです。三冠レース全て重・不良・稍重という馬場状態で、道悪巧者が伺えます。しかも良馬場でも勝っているので、けして道悪だから勝てたという事ではないようです^^

JRA勢の筆頭のグレイスティアラもクビ差と良く頑張ったと思います。今後この2頭が何度もぶつかる事となると思います。とても楽しみですね^^

今後牝馬からもこうした強い馬が出ると思います。それだけにJRA重賞にも牝馬限定のダート戦を新設して欲しいですね。