自国で古馬強豪を撃破! 愛チャンピオンS(愛・GⅠ)

現地時間9月9日、愛国のレパーズタウン競馬場で愛チャンピオンS(3歳上・芝2000m)が行われ、1番人気でK.ファロン騎手騎乗のディラントーマス Dylan Thomas(牡3・愛・A.オブライエン厩舎)が優勝しました。

勝ち馬の父はデインヒル Danehill(1986年生まれ・死亡・その父ダンジグ Danzig)、母はLagrion(その父ダイイシス Diesis)という血統で、半姉に01年チェヴァリーパークS(英・GⅠ)を制したクイーンズロジック Queen's Logic(父グランドロッジ Grand Lodge)がいます。

勝ち馬は05年の6月にデビュー。未勝利を初戦で脱出すると続き一般戦も勝利します。今年初戦となったダービートライアルS(愛・GⅡ)で重賞初制覇を挙げると、続く英ダービーでは9番人気という低評価を覆す様な好走で頭、頭短差の3着に好走、続く愛ダービーでは伊・仏ダービー馬を押さえて優勝、GⅠ初制覇を挙げました。

前走の愛インターナショナルSでは4着と敗れましたが、ウィジャボード Ouija Board(2着)、アレクサンダーゴールドラン Alexander Goldrun(3着)など強豪を相手にGⅠ2勝目を挙げました。

これでA.オブライエン調教師は去年のオラトリオ Oratorioに続く連覇となり、またデインヒル Danehillも連覇となりました。事故で亡くなった事が本当に惜しいくらい産駒が活躍しますね。

次走は凱旋門賞には向かわずBCクラシックを目指すそうです。