大井所属の内田博幸騎手、地方・外国人騎手の年間勝利記録を更新!
9月30日、中山競馬場で行われた12R(3歳上500万下・ダ1200m)でナカヤマパラダイス(牡3・日・二ノ宮敬宇厩舎)が優勝し、鞍上の内田博幸騎手(35・大井・荒井隆厩舎)が年間56勝目を挙げ、安藤勝己騎手が持っていた地方・外国人騎手のJRA年間勝利記録の55勝を更新しました。
内田博幸騎手は89年にデビュー。04年に413勝を挙げ南関東リーディングとなり、更に05年には465勝を挙げ、2年連続の南関東リーディングジョッキーとなったと同時に南関東4競馬場(大井、川崎、船橋、浦和)全てでリーディングを獲得するという偉業を達成しています。
05年に通算2000勝を達成し、今年の7月には通算2500勝を達成しています。
交流GⅠも今年だけでも川崎記念、かしわ記念、帝王賞をアジュディミツオーで、ジャパンダートダービーをフレンドシップで制しています。
JRAでの成績も素晴らしく03年の共同通信杯ラントゥザフリーズで、05年のニュージーランドトロフィーをマイネルハーティーで、今年の根岸Sをリミットレスビッドで重賞制覇を挙げており、更に今年のオーシャンSでは船橋競馬所属のネイティヴハートで16頭立ての14番人気という低評価を覆して優勝しています。
また今年の4月には地方競馬所属騎手として初の12競走中6勝するという快挙を成し遂げています。GⅠでも地方騎手としては異例の常連となり、「内田効果」でオッズが上がることもあります。
秋競馬が始まりJRAのGⅠに乗る機会も増えます。地方所属騎手のGⅠ制覇、99年フェブラリーSのメイセイオペラで制した菅原勲騎手、04年の菊花賞をデルタブルースで制した岩田康誠騎手に続く快挙に期待したいですね^^