ライバルを返り討ち! デューハーストS(英・GⅠ)

現地時間10月14日、英国のニューマーケット競馬場で行われたデューハーストS(2歳牡牝・芝1400m)は、1番人気でK.マニング騎手騎乗のテオフィロ Teofilo(牡2・愛・J.ボルガー厩舎)が、出遅れながらも1度は先頭に立った2番人気のホーリーロマンエンペラー Holy Roman Emperorの差し切りアタマ差を付けて優勝しました。

ガリレオ Galileo(1998年生まれ・愛国のクールモアスタッド Coolmore Studで繋養・その父サドラーズウェルズ Sadler's Wells)、母はSpeirbhean(その父デインヒル Danehill)という血統

今年の英ダービーサーパーシー Sir Percyが制するなど、クラシックに直結する登竜門レースだけに好メンバーが揃った今年のデューハーストS。中でも注目は2歳の中でも有力なテオフィロホーリーロマンエンペラーの再戦でした。

ホーリーローマンエンペラーは愛国の名伯楽A.オブライエン厩舎のクラシック有力馬で、フィーニクスS、仏グランクリテリウムとGⅠを2勝しています。しかしテオフィロに愛ナショナルSで敗れ、今回再び対戦しますが返り討ちという形で決着が付きました。

勝ち馬のテオフィロは06年の7月にデビュー。デビュー戦から2連勝で挑んだフューチュリティS(愛・GⅡ)も優勝し重賞初制覇を挙げます。続く愛ナショナルSも優勝、無敗のままGⅠ馬となり、今回GⅠ連勝となりました。

今回のレースでテオフィロは2歳牡馬チャンピオンの座を確固たるものとしました。また来年の英2000ギニーのオッズも3〜3.75倍という1番人気に押されています。(まぁ、来年の英三冠馬だから同然でしょう^^)春が楽しみですね^^