砂の地より新たな刺客! 東京2歳優駿牝馬(南関東・GⅠ)
12月30日、大井競馬場で東京2歳優駿牝馬(2歳牝・ダ1600m)が行われ、圧倒的1番人気で内田博幸騎手騎乗のダガーズアラベスク(牝2・船橋・川島正行厩舎)が優勝しました。
勝ち馬の父はジェイドロバリー Jade Robbery(1987年生まれ・死亡・その父ミスタープロスペクター Mr. Prospector)、母はクィーンズダガー(その父ラーイ Rahy)という血統で、従弟に05年の札幌2歳Sを制したアドマイヤムーン(父エンドスウィープ End Sweep)がいます。
ダガーズアラベスクは、アラブ首長国連邦産の外国産馬です。それにしてもシーチャリオットといい、馬主のダーレー・ジャパン・レーシングは勢いを付けてきましたね。
更に門別町にダーレー・ジャパン・スタリオンコンプレックスを建設するなど、ダーレーの日本侵攻も着々と進んでいるようです。
05年の8月にデビュー。新馬戦こそ敗れましたが、2戦目は10馬身をつけて圧勝、初重賞挑戦となった前走のローレル賞(南関東・GⅢ・東京2歳優駿牝馬トライアル)も7馬身差を付けて圧勝し、今回がGⅠ初勝利となりました。