競馬界の大損失!シェイク・マクトゥーム殿下死去!

偉大な競馬界の指導者を失いました。

現地時間1月4日、アラブ首長国連邦(United Arab Emirates)の副大統領兼首相でありゲインズボロースタッド Gainsborough Studをオーナーのシェイク・マクトゥーム氏(62)が、滞在先のオーストラリアで死去しました。

マクトゥーム殿下は、1943年第8代ドバイ首長シェイク・ラーシド殿下の長男として生誕し、ラーシド殿下の右腕として若くして敏腕を振るいます。

90年にラーシド殿下の死を受けて首長に就任、ドバイの首相と副大統領も兼任していていました。

英国のゲインズボロースタッドを拠点とし、数多くの名馬を輩出、中でも「神の馬」と称された欧州三冠(英ダービーキングジョージ凱旋門賞)馬ラムタラ Lammtarraは類を見ない最高傑作でした。(あの馬は取り返しの付かない事になる前に欧州へ返すべきだと思います)

今後ゲインズボロースタッドの権利を初め、殿下の所持していた現役馬達の行く末は未定ですが、今年一杯はゲインズボロースタッドの勝負服で走らせるそうです。

ちなみにドバイの新しい首長には、ゴドルフィンの代表を務めるシェイク・モハメド殿下が就任するそうです。

偉大な指導者にご冥福をお祈りします。