薔薇の一族、開花宣言! 中山金杯(日・GⅢ)

1月5日、中山競馬場中山金杯(4歳上・芝2000m)が行われ、7番人気で柴山雄一騎手騎乗ヴィータローザ(牡6・日・橋口弘次郎厩舎)が優勝しました。

勝ち馬の父はサンデーサイレンス Sunday Silence(1986年生まれ・死亡・その父ヘイロー Halo)、母はRosa Nay(その父リファール Lyphard)という血統で、半姉に95年にデイリー3歳Sを制したロゼカラー(その父シャーリーハイツ Shirley Heights)、全兄に02年のオールカマーを制したロサード、姪に01年のフィリーズレビューを制したローズバドがいます。

ローザネイは「薔薇の精」という意味から来ており、その一族はすべて薔薇の名を付けられています。

02年の9月にデビュー。03年のラジオたんぱ賞で重賞初勝利を挙げます。続くセントライト記念も制し、菊花賞に望みますが7着と敗れています。

04年にOP戦のハンブルグCを制しますが、その後は勝ち星に手が届かず、今回が1年8ヶ月ぶりの勝利となりました。

気になるのは本馬場入場の際にワンモアチャッターが左前管部挫創を発症して放馬し、騎乗していた横山典弘騎手が落馬し、左鎖骨を骨折したそうです。

病院に直行し直ぐ手術が行われたそうですが、安否が気になります。無事である事を祈るばかりです。