2度の骨折、そしてGⅠ制覇!ガラスの快速馬アドマイヤマックス引退
05年の高松宮記念を制したアドマイヤマックス(牡7・日・橋田満厩舎)が 1月18日付けで引退し、新冠町のビッグレッドファームで種牡馬入りすることが明らかになりました。
アドマイヤマックスの父はサンデーサイレンス Sunday Silence、母はダイナシュート(その父ノーザンテースト Northern Taste)、姪に05年の桜花賞、NHKマイルCを制したラインクラフトがいます。
01年の10月にデビュー。新馬戦を制し、東京スポーツ杯2歳Sも制して将来を嘱望されていましたが、右とう骨遠位端骨折を発症し長期休養が余儀なくされ春のクラシックを棒に振ります。
02年のセントライト記念から復帰2着と好走しますが、菊花賞は11着と惨敗、距離が長かったことを反省しマイルに活路を求め京阪杯に駒を進めます。
しかし京阪杯3着の後、今度は左トウ骨遠位端骨折を発症しまたもや休養を余儀なくされます。
復帰したのは03年の安田記念。武豊騎手の絶妙な手綱捌きでもう少しでGⅠ制覇と思われたその時、ゴール前でGⅠ6勝馬アグネスデジタルに差されて2着と惜敗、以後更に惜敗が続きます。
ようやく勝てたのは04年の富士Sで実に3年ぶりの勝ち星となりましたが、また惜敗が続きます。そして次に勝ったのは05年の高松宮記念で念願のGⅠ制覇を成し遂げました。
そしてその年の香港スプリント11着がラストランとなりました。(通算戦績23戦4勝)
日本で流行っているノーザンテーストとサンデーサイレンスを持っているので相手が限定されてしまいますが、頑張って欲しいですね^^ それにしても安田記念の1着、2着が同じファームというのも面白い話ですね^^
二度の骨折を乗り越えGⅠ制覇、その屈しない根性が産駒にも伝わるといいですね。お疲れさまでした^^