小倉絶対王者敗れたり! 小倉大賞典(日・GⅢ)

2月4日、小倉競馬場で行われた小倉大賞典(4歳上・芝1800m)で、11番人気で川田将雅騎手騎乗のメジロマイヤー(牡7・日・田島良保厩舎)が優勝しました。

勝ち馬の父はサクラバクシンオー(1989年生まれ・早来町社台スタリオンステーションで繋養・その父サクラユタカオー)、母はメジロエルナス(その父サッカーボーイ)という血統。

01年の9月にデビュー。3戦2着と惜敗が続き4戦目で未勝利を脱出します。しかしそこからは連勝しきさらぎ賞を制し、重賞初制覇を挙げます・

しかし皐月賞18着、NHKマイルC12着とGⅠでは惨敗、続くファルコンSも16着と惨敗しています。

その後も勝ちきれず、ついに降格。道頓堀Sで2年2ヶ月ぶりに勝つと、続くオーストラリアTも制し連勝、しかし再び挑戦したGⅠ安田記念では18着としんがり負けをします。

故障の為戦線を離脱、戻ってきたのは去年の暮れで、1年と6ヶ月ぶりとなりました。復帰第一戦の中日新聞杯は14着と惨敗し、続く前走のファイナルSも14着と惨敗しいました。それだけに今回は「してやったり!」という気持ちだったでしょうね。

この勝利で、鞍上の川田将雅騎手(20)はJRA重賞初制覇となりました。地方の名手や、外国人騎手などが参戦し厳しい争いとなっている騎手界で、こうして若手が重賞を制覇してくれるのは喜ばしいことです^^

ちなみに去年小倉競馬場の全重賞制覇をしたメイショウカイドウは3着と敗退しています。やはり59キロは堪えたのではないでしょう。今後に期待したいですね。