道悪も何のその!レコードで快勝! ドンH(米・GⅠ)

現地時間2月4日、米国のガルフストリームパーク競馬場でドンH(3歳上・ダ1800m)が行われ、8番人気でW.マルチネス騎手騎乗のブラスハット Brass Hat(セン5・米・W.ブラッドレイ厩舎)が2着馬に4・3/4馬身差を付けて圧勝しました。

勝ち馬の父はプライズド Prized(1986年生まれ・ケンタッキー州のスペンドスリフトファーム Spendthrift Farmで繋養・その父クリスエス Kris S.)、母はBrassy(その父デキシーブラス Dixie Brass)という血統。

04年の1月にデビュー。3戦目で未勝利を脱出すると、オハイオダービー(米・GⅡ)を制し重賞初制覇を挙げます。続くインディアナダービー(米・GⅡ)も制し重賞連覇しますが、10月に行われたルイジアナダービー(9着)後に故障を発症し、1年1ヶ月の休養を余儀なくされます。

05年の11月に行われたクレーミングレース(転売レース)では7着と惨敗しますが、続く一般戦で優勝、前走のニューオーリンズH(米・GⅡ)も優勝し、今回初GⅠ制覇を挙げました。

このレースは希にみる不良馬場でそれをレコードで圧勝した同馬、次走のドバイワールドCでも優勝候補だと思います。日本から遠征するカネヒキリにとって大きな壁になりそうですね^^;