「奇跡」じゃないよ!実力です! シルクロードS(日・GⅢ)
2月5日、京都競馬場でシルクロードS(4歳上・芝1200m)が行われ、4番人気で渡辺薫彦騎手騎乗のタマモホットプレイ(牡5・日・南井克巳厩舎)が優勝しました。
勝ち馬の父はフジキセキ Fuji Kiseki(1992年生まれ・早来の社台スタリオンステーションで繋養・その父サンデーサイレンス Sunday Silence)、母はホットプレイ(その父ノーザンテースト Northern Taste)という血統。
03年の11月にデビュー。千両賞(500万下)と連勝し望んだシンザン記念で2着と好走します。しかしきさらぎ賞(10着)、スプリングS(8着)と惨敗、クラシック戦線に乗ることは叶いませんでした。
ところが初めて望んだ短距離のOP戦で優勝、10月に行われたスワンSで初重賞制覇を飾ります。
その後、短距離の重賞に挑戦しますが全く勝ちきれず、着順が二桁になる事も珍しくなくなります。非常にムラッ気がある馬で、ハミすら取らない事があるそうです。今回は気を抜かさない様に気を付けたそうで、1年と4ヶ月ぶりの勝利となりました。
今後は阪急杯、高松宮記念と向かいます。カネヒキリ、グレイスティアラに続くフジキセキ産駒のGⅠ制覇に期待したいですね^^(何か急に大物を輩出し始めましたね^^;)