七転び一起き! ダイヤモンドS(日・GⅢ)

2月12日、東京競馬場でダイヤモンドS(4歳上・芝3400m)が行われ、3番人気で藤田伸二騎手騎乗のマッキーマックス(牡6・日・藤原英昭厩舎)が優勝しました。

勝ち馬の父はダンスインザダーク Dance in the Dark(1993年生まれ・社台スタリオンステーションで繋養・その父サンデーサイレンス Sunday Silence)、母はクリアーチャンス(その父ディクタス Dictus)という血統。

ダンスインザダークの産駒の凄いところは、距離の幅が広いことです。ツルマルボーイダイタクバートラムザッツザプレンティなどが代表的で、そしてこのマッキーマックスも1800mから3400mまでこなします。凄いですね^^

マッキーマックスは02年の12月にデビュー。新馬戦を勝ち上がり、年明けたシンザン記念で2着と好走します。しかしきさらぎ賞3着、毎日杯4着と勝ちきれません。その上使い減りが激しく、疲労が回復できないため東京優駿は断念、秋に備えます。

しかし神戸新聞杯7着、菊花賞5着と勝ちきれず、しかもまた疲労が回復しないので休養を余儀なくされます。年明け(04年)初戦(1600万下)で久々の勝利をしますが、その後全く勝ちきれず、更に10月のレース後に右前第1指骨骨折が判明、またもや7ヶ月の休養を余儀なくされます。(大変だなぁ・・・^^;)

05年の5月に復帰しますが、やはりその後は勝ちきれず、前走の万葉Sで3着とようやく復調の兆しが見えていました。体質の弱さと骨折を乗り越えての重賞初制覇、ようやく本格化したような気がしますね^^ 天皇賞・春が楽しみです♪

余談ですが牧原騎手の結婚も重なって、「マッキー馬券」を狙った人も多かったらしいです^^