父譲りのスプリンター、古牡馬撃破! オーストラリアS(豪・GⅠ)
現地時間2月18日、豪州のムーニーバレー競馬場でグローバル・スプリント・チャレンジ第2戦、オーストラリアS(3歳上・芝1200m)が行われ、G.チャイルズ騎手騎乗のヴィラージデフォーチュン Virage de Fortune(牝3・豪・マクラクラン厩舎)が優勝しました。
勝ち馬の父はアナバー Anabaa(1992年生まれ・仏国のケスネイ牧場 Haras du Quesnayで繋養・その父ダンジグ Danzig)、母はVirage(その父ケンマール Kenmare)という血統。
父アナバーは96年のジュライC、モーリスドギース賞とGⅠ連勝した名スプリンターです。産駒には01年に仏ダービー馬アナバーブルー Anabaa Blueや02年の香港Cを制したプレシジョン Precision等がいますが、ヴィラージデフォーチュンの様な父譲りの純粋なスプリンターは珍しいですね。
ヴィラージデフォーチュンは05年のQTCサイヤーズプロデュースS(豪・GⅠ・芝1400m)を制しており、今回古牡馬を押さえての優勝、先が楽しみな1頭ですね^^
ちなみに日本から参戦したゼンノジャンゴは10着としんがり負けをしました。こちらはちょっと力不足を感じますね。せめて豪州の一般戦で勝ってからGⅠに望んで欲しいと思います。