GⅡではこんなに強いのに・・・^^; 中山記念(日・GⅡ)
2月26日、中山競馬場で中山記念(4歳上・芝1800m)が行われ、6番人気で田中勝春騎手騎乗のバランスオブゲーム(牡7・日・宗像義忠厩舎)が、1番人気のダイワメジャーを5馬身差を付けて圧勝しました。
勝ち馬の父はフサイチコンコルド(1993年生まれ・門別のブリーダーズスタリオンステーションで繋養・その父カーリアン Caerleon)、母フォールオブフェーム(その父アレミロード Allez Milord)という血統で、曾祖母から88年のマイルCSを制したサッカーボーイが、また祖父母の孫に01年の香港ヴァーズを制したステイゴールドがいる日本でも屈指の母系です。
01年の8月にデビュー。新馬戦を勝ち、続く新潟2歳Sを勝ち重賞初制覇を挙げまが、朝日杯FSで4着と敗れます。
3歳になると激戦といわれた弥生賞を制し、一気にクラシックの主役に名乗りを上げます。しかしGⅠでは何故か力が発揮できず、皐月賞8着、東京優駿7着で、秋初戦のセントライト記念を勝って菊花賞5着と前哨戦で勝って本番でことごとく敗れています。(あ、なんかコスモバルクと重なりますね・・・^^;)
その後もその呪縛は続き、03年の毎日王冠を制しながらマイルCSが勝てず、05年の中山記念を制しながら安田記念が勝てないでいます。陣営は悩んだ末にダートの根岸Sにも挑戦させますが11着と惨敗しています。
アドマイヤドンを初め、シンボリクリスエス、デュランダル、ヒシミラクル、ゴールドアリュール、ノーリーズン、タニノギムレット、アドマイヤマックス、サニングデールなど同期が次々と種牡馬入りを果たしています。是非今年こそGⅠを取り彼らの仲間入りをして欲しいですね。(激戦の02世代・・・^^;)