競馬の神様が降りてきた! 阪急杯(日・GⅢ)

こんな劇的な事ってあるのでしょうか?

2月26日、阪神競馬場阪急杯(4歳上・芝1400m)が行われ11番人気で松永幹夫騎手騎乗のブルーショットガン(牡7・日・武宏平厩舎)が優勝しました。

勝ち馬の父はサクラバクシンオー(1989年生まれ・早来町社台スタリオンステーションで繋養・その父サクラユタカオー)、母はオギブルービーナス(その父スーパークリーク)という血統。

この日「松永幹夫」の騎手として最後の日であり、この阪急杯は最後の重賞レースでした。しかし1日中雨が降り馬場は不良で、道悪が苦手なブルーショットガンにとって余り良い条件ではありませんでした。

ところがまるで鞍上の引退を知っているかの様な奮闘振りで、後方から押し上げてくると1番最初にゴール板を抜けました。

「競馬の神様が降りてきた」とコメントした松永幹夫騎手は12Rでも優勝、史上12人目、現役では僅か5人というJRA1400勝目を挙げました。最後まで本当に絵になる人ですね^^

ブルーショットガンは01年の7月にデビュー。しばらく条件戦を走っていましたが、05年の12月に行われた六甲アイランドSでOP入りし、今回が重賞初制覇となりました。

次走はもちろん高松宮記念。鞍上は変わりますが頑張って欲しいですね^^ そして松永幹夫騎手お疲れさまでした。調教師としてのご活躍を期待します^^