快進撃! もう誰にも止められない! 弥生賞(日・GⅡ)

3月5日、中山競馬場弥生賞(3歳・芝2000m)が行われ、1番人気で武豊騎手騎乗のアドマイヤムーン(牡3・日・松田博資厩舎)が優勝いました。

勝ち馬の父はエンドスウィープ End Sweep(1991年生まれ・死亡・その父フォーティーナイナー Forty Niner)、母マイケイティーズ(その父サンデーサイレンス)という血統。

エンドスウィープは現3歳がラストクロップで、もし生きていれば間違いなく「ポストサンデー」になっていたでしょうね。02年はSunday SilenceDanehillと名種牡馬が次々と亡くなっていて生産界に大きなダメージを与えました。

05年の7月にデビュー。クローバー賞を勝ち、札幌2歳Sを無傷の3連勝で重賞初制覇を挙げています。しかし1番人気で迎えたラジオたんぱ賞2歳Sではサクラメガワンダーと叩き合いの末にハナ差で2着と惜敗しました。

明けた初戦の共同通信杯で2歳王者フサイチリシャールを撃破、そして今回サクラメガワンダーラジオたんぱ賞2歳Sでの借りをきっちり返しました。

それにしても「アドマイヤ軍団」の快進撃には驚くばかりです。日経新春杯アドマイヤフジを皮切りに、ムーン、カリブ、メイン、キッスと絶好調です。

また松田博資厩舎も絶好調で、クラシック候補がこのアドマイヤムーンを初め、きさらぎ賞を勝ったドリームパスポートチューリップ賞を勝ったアドマイヤキッスキャプテンベガサンヴィクトワールなど挙げられます。クラシックの1勝はまず固いのではないでしょうか?

次走はもちろん皐月賞です。恐らく1番人気でしょうね。ちなみに2着のグロリアスウィーク、3着のディープエアーまで皐月賞出走優先権が与えられます。