届かなかった父の無念を、娘が叶える! アネモネS(日・OP)

3月11日、中山競馬場桜花賞トライアルのアネモネS(3歳牝・芝1600m)が行われ、1番人気で柴田善臣騎手騎乗のアサヒライジング(牝3・日・古賀慎明厩舎)が優勝しました。

勝ち馬の父はロイヤルタッチ(1993年生まれ・静内町アロースタッドで繋養・その父サンデーサイレンス Sunday Silence)、母はアサヒマーキュリー(その父ミナガワマンナ)という血統。

ロイヤルタッチは93年の東京優駿ウイニングチケット(その父トニービン Tony Bin)の半弟で、ラジオたんぱ2歳Sの勝ち鞍はありますが、けして一流馬という訳ではありません。

しかしこうして桜花賞候補の産駒を輩出するとは流石サンデーサイレンスの仔と感心させられます。

アサヒライジングは05年の9月にデビュー。2戦目で未勝利を脱出すると、続く500万下も勝ち阪神JFに駒を進めます。しかし5着に敗れます。

年が明けた菜の花賞でこそ9着と惨敗しますが、前走のクイーンSで2着と好走、今回3勝目を挙げ桜花賞への切符を手に入れました。本番が楽しみな一頭ですね^^

ちなみに2着には全日本2歳優駿を制したグレイスティアラが入りました。この2頭が桜花賞優先出走権を得たことになります^^