亡き父に、亡き先輩に天国へ送るキス! フラワーC(日・GⅢ)

3月18日、中山競馬場でフラワーC(3歳牝・芝1800m)が行われ、6番人気で横山典弘騎手騎乗のキストゥヘヴン(牝3・日・戸田博文厩舎)が優勝しました。

勝ち馬の父はアドマイヤベガ(1996年生まれ・死亡・その父サンデーサイレンス Sunday Silence)、母はロングバージン(その父ノーザンテースト Northern Taste)という血統で、母の半姉に83年のエリザベス女王杯を制したロンググレイス(ゲイルーザック Gay Lussac)がいます。

アドマイヤベガは99年の東京優駿馬で、現4歳世代が初産駒です。初年度から重賞馬を出すなど好調で、一時「ポストサンデー」と言われていましたが、04年に死去。早世が惜しまれました。

また戸田博文調教師といえば、去年有力牝馬の一頭だったウェディングヒミコをレース中に失っています。「天国へ送るキス」という牝馬で勝てた事は感慨深いですね^^

キストゥヘヴンは05年の12月にデビュー。4戦目の前走でようやく未勝利を脱出したばかりでした。もちろん今回が重賞初制覇となります。

次走は桜花賞です。亡き父の為に、また叶わなかった先輩の為にもクラシック制覇をして欲しいですね^^