59キロも実力が出せればこんなものです! マーチS(日・GⅢ)

3月26日、中山競馬場マーチS(4歳上・ダ1800m)が行われ、2番人気で横山典弘騎手騎乗のヒシアトラス(牡6・日・中野隆良)が優勝しました。

勝ち馬の父はティンバーカントリー Timber Country(1992年生まれ・静内のレックススタッドで繋養・その父ウッドマン Woodman)、母はタックスヘイブン(その父アリダー Alydar)という血統。

03年の2月にデビュー。ティンバーカントリー産駒とあって新馬戦からダートを使われていました。新馬戦を勝ち上がり3戦目の500万下を勝ちOP入りします。しかし端午S6着後1000万下に降格、それでも惜敗をしながらも徐々に勝ち上がり、05年の平安Sで重賞初制覇を挙げています。32戦して掲示板を外したのは僅か6回という堅実な走りをしてきました。

今回は59キロを背負っての優勝、着差こそ半馬身差ですが2着のプライドキムは55キロですので、力の差は一目瞭然ですね^^ 激戦のダート界にまた新たな馬が名乗りを上げました。

鞍上の腕も光りました。気を抜く癖があるパートナーを最後まで集中させる様に2着のプライドキムを目標にしてきっちりゴール前で差し切りました。流石名手ですね^^ 次走はアンタレスSで重賞連覇を狙います。