音無旋風、まだまだ続きます! 大阪杯(日・GⅡ)

4月2日、阪神競馬場大阪杯(4歳上・芝2000m)が行われ、3番人気で福永祐一騎手騎乗のカンパニー(牡5・日・音無秀孝厩舎)が優勝しました。

勝ち馬の父はミラクルアドマイヤ(1995年生まれ・日高町ブリーダーズスタリオンステーションで繋養・その父トニービン Tony Bin)、母はブリリアントベリー(その父ノーザンテースト Northern Taste)という血統。

ミラクルアドマイヤは96年のフサイチコンコルド(父カーリアン Caerleon)の半弟で、現役時代は3戦1勝と振るわず、種牡馬に挙がる事はなかったそうです。しかし近藤利一オーナーの妻でカンパニーの馬主でもある英子オーナーの強い希望で種牡馬に挙げられたそうです。

当然、初年度から繁殖牝馬が集まらず、初年度は26頭、2年目は9頭、そして3年目にはついに1頭まで落ち込んだそうです。種牡馬引退も考えられました。

ところがその僅か28頭の初年度産駒がカンパニーを初め次々と勝ち上がり、アッという間に人気種牡馬となり、その年の種付けは何と170頭!GⅠ勝ちの種牡馬ですら、果たしてこの数を集められるかわかりませんよね^^

その親孝行のカンパニーは去年の京成杯に続く重賞2勝目、今後が楽しみな1頭です。

それにしても音無秀孝調教師は、先週の日経賞リンカーンで、高松宮記念をオレハマッテルゼで制しており、3連続重賞制覇と好調ですね。GⅠをもう一つ欲しいところですね。安田記念宝塚記念が楽しみですね^^