新鋭調教師、JRA重賞制覇! ユニコーンS(日・GⅢ)

6月3日、東京競馬場ユニコーンS(3歳・ダ1600m)が行われ、4番人気で横山典弘騎手騎乗のナイキアースワーク(牡3・日・大久保龍志厩舎)が優勝しました。

勝ち馬の父はブライアンズタイム Brian's Time(1985年生まれ・静内町アロースタッドで繋養・その父ロベルト Roberto)、母はマジカルウーマン(その父パラダイスクリーク Paradise Creek)という血統。

管理する大久保龍志調教師は大久保正陽元・調教師の息子で、03年の開業したばかりの新鋭調教師です。父大久保正陽元・調教師が今年の2月28日に定年していますので、これからが本当の腕の見せ所となります。そんな中でJRA重賞制覇を上げたのは良い追い風になると思います。

ナイキアースワークは05年の12月にデビュー。新馬戦(ダート)を勝ちますが、その後惜敗が続きます。前走の500万下を勝利して、今回重賞初挑戦にして初制覇となりました。

それにしても強い勝ち方ですね。スタートで出遅れ、大外廻っても4馬身差を付けての圧勝、これは本当に将来が楽しみです。

このレースで惜しむべきはやはりフラムドパシオンの回避でしょう。このレースを目標に調整していましたが屈腱炎を発症してしまい断念したことはとても残念です。しかし年もまだ若く全治9ヶ月ということなので来年のフェブラリーSナイキアースワークとの対戦を楽しみにしています^^