群雄割拠のマイル戦線! セントジェームスパレスS(英・GⅠ)

現地時間6月20日、英国のアスコット競馬場でセントジェームスパレスS(3歳牡・芝1600m)が行われ、1番人気でA.ムンロ騎手騎乗のアラーファ Araafa(牡3・英・J.ノジーダ厩舎)が優勝しました。

勝ち馬の父はマルオブキンタイア Mull of Kintyre(1997年生まれ・ 愛国のクールモアスタッド Coolmore Studで繋養・その父ダンジグ Danzig)、母はResurgence(その父ポーラーファルコン Polar Falcon)という血統。

父マルオブキンタイアはジムクラックS(英・GⅡ)の勝ち馬でGⅠの勝ち鞍はありません。しかしその種牡馬からGⅠを連覇する様な馬が輩出するなんて血統の面白さを感じました。

05年の6月にデビュー。初戦で未勝利戦を脱出しますが、その後は全く勝ち星を上げられませんでした。しかし前走の愛2000ギニーでは圧倒的1番人気だったジョージワシントン George Washingtonを撃破し優勝しました。

今後はジャックルマロワ賞ムーランドロンシャン賞など古馬との対戦となってきます。ドバウィ Dubawiスタークラフト Starcraftなど名マイラーが引退し、空席となった王の座につくのは果たして・・・ アラーファにもそのチャンスはあると思います。秋が楽しみです^^