芝2000mなら負けません! プリティポリーS(愛・GⅠ)

現地時間7月1日、愛国のカラ競馬場でプリティポリーS(3歳上牝・芝2000m)が行われ、1番人気でK.マニング騎手騎乗のアレクサンダーゴールドラン Alexander Goldrun(牝5・愛・J.ボルジャー厩舎)が直線で4番手から徐々に上がって行き、4番人気のチェルシーローズ Chelsea Roseをクビ差捕らえて優勝しました。

勝ち馬の父はゴールドアウェイ Gold Away(1995年生まれ・仏国のケスネイ牧場 Haras du Quesnayで繋養・その父ゴールドネイエフ Goldneyev)、母はRenashaan(その父ダルシャーン Darshaan)という血統。

03年3月にデビュー。2戦目で初勝利を挙げると、04年には1000ギニートライアル(愛・GⅢ)で重賞初制覇を挙げ、続く香港Cも10番人気という低評価を覆す走りで見事GⅠを連勝します。

05年になるとドバイ、シンガポールと積極的に海外に遠征し好走します。カラ競馬場で行われたプリティポリーSで優勝し、GⅠ3勝目を挙げると、一戦挟んだナッソーSも優勝、GⅠ4勝目を挙げます。その後も安定した成績を挙げ、今回11ヶ月ぶりでGⅠ5勝目を挙げました。

GⅠの勝ち鞍が仏国、香港、愛国、英国と4ヶ国に跨る素晴らしいもので、しかも全て芝の2000mで勝利を挙げています。条件さえ揃えば日本の天皇賞・秋にも出走して欲しいですね^^