最低人気でも鬼脚の持ち主! 函館スプリントS(日・GⅢ)

7月2日、函館競馬場サマースプリントシリーズ第1戦の函館スプリントS(4歳上・芝1200m)が行われ、13番人気(最低人気)で秋山真一郎騎手騎乗のビーナスライン(牝5・日・堀宣行厩舎)が、後方2番手から直線で強襲し、1番人気シーイズトウショウに2.1/2馬身差を付けて優勝しました。

勝ち馬の父はフジキセキ(1992年生まれ・早来の社台スタリオンステーションで繋養・その父サンデーサイレンス Sunday Silence)、母はホクトペンダント(その父パークリージェント Park Regent)という血統。

03年の9月にデビュー。7戦目にして未勝利を脱出、短距離戦線を進み徐々に勝ち挙がっていきました。前走のフリーウェイS(1600万下)で11着と敗れていただけに、最低人気と評されていました。今回は重賞初出走で初制覇となりました。

管理する堀宣行調教師は02年にJRA調教師免許を取得した若手調教師で、今回が重賞初制覇となりました。若手の調教師が勝ち名乗りを上げるのはとても素晴らしいことです。どんどん日本の競馬界に新しい風を吹かせて欲しいです^^

ちなみに1番人気に押され、三連覇がかかっていたシーイズトウショウの鞍上の池添謙一騎手は「凄い脚だった」と勝ち馬の脚に脱帽の様子、その上で愛馬の健闘も称えていました。まだサマースプリントシリーズは始まったばかりです。今後も頑張って欲しいですね^^