各国のダービー馬を押さえて優勝! 愛ダービー(愛・GⅠ)

現地時間7月2日、愛国のカラ競馬場愛ダービー(3歳牝・芝2400m)が行われ、1番人気でK.ファロン騎手騎乗のディラントーマス Dylan Thomas(牡3・愛・A.オブライエン厩舎)が優勝しました。

勝ち馬の父はデインヒル Danehill(1986年生まれ・死亡・その父ダンジグ Danzig)、母はLagrion(その父ダイイシス Diesis)という血統で、半姉に01年チェヴァリーパークS(英・GⅠ)を制したクイーンズロジック Queen's Logic(父グランドロッジ Grand Lodge)がいます。

勝ち馬は05年の6月にデビュー。未勝利を初戦で脱出すると続き一般戦も勝利します。しかし重賞初挑戦となったオータムS(英・GⅢ)が2着、GⅠ初挑戦となったレーシングポストトライアル6着と敗れています。

06年になるとダービートライアルSで重賞初勝利を挙げ、英ダービーに挑戦すると9番人気という低評価を覆す3着と好走、今回は英ダービーサーパーシー Sir Percyこそいないものの仏ダービー馬ダルシ Darsi、伊ダービー馬ジェントルウェーヴ Gentlewave、英ダービー2着のドラゴンダンサー Dragon Dancerを押さえて1番人気となり、見事に期待に応えて優勝し、GⅠ初制覇を挙げました。

今後は未定ですが、どうやらキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスダイヤモンドSには向かわない様子です。