個体識別用マイクロチップ導入へ!

宝塚記念を快勝したディープインパクト(牡4・日・池江泰郎厩舎)に、国産馬として初めて個体識別用のマイクロチップが埋め込まれました。

仏国では今年からすべての出走馬に対してマイクロチップの埋め込みが義務付けられている為、仏国のロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞に出走するディープインパクトにも義務付けられたものです。

マイクロチップは15桁の番号(国番号3桁+動物番号2桁+代理店番号2桁+個体番号8桁で構成されている)を書き込んだ超小型ICで専用の読み取り器で読み取る事で個体識別を行うものです。 馬の場合はたて髪の生え際付近に埋め込みます。

長さ14mm、太さ2mm程度の小さなチップで医療で使うエックス線や治療用高周波の影響を受けない安全なものということです。

以前、愛国で種牡馬入りをしたドバイエクセレンス Dubai Excellenceという馬が全く違う馬(サムード Samood)であった事がありました。こういった事も未然に防げると思います。(そういえばドバイエクセレンスはちゃんと戻ってきたのでしょうか?)

日本も来年度産駒からの埋め込みが義務付けられています。