素敵! 放牧で心機一転! 京成杯オータムH(日・GⅢ)

9月10日、中山競馬場京成杯オータムH(3歳上・芝1600m)が行われ、10番人気で後藤浩輝騎手騎乗のステキシンスケクン(牡3・日・森秀行厩舎)が優勝しました。

勝ち馬の父はダンジグ Danzig(1977年生まれ・死亡・その父ノーザンダンサー Northern Dancer)、母はAutumn Moon(その父ミスタープロスペクター Mr. Prospector)という血統で、母の半兄に日本で種牡馬入りをしたアカビール Akabir(その父リヴァーマン Riverman)や、全兄に90年ミドルパークSを制したリシウス Lyciusがいます。

05年12月にデビュー。新馬戦(芝1200m)を勝ち、06年のアーリントンCで重賞初制覇を挙げます。しかし続く皐月賞では12着、更にNHKマイルC17着、アイビスサマーダッシュ12着と惨敗が続きました。

陣営は放牧に出し立て直しを図ります。それが功を奏し、今回低評価ながらも重賞2勝目を挙げました。

次走はスプリンターズSに向かいます。本番でも好スタートで先手を奪い気持ちよく走ればGⅠ制覇も夢ではないと思います。